用語集一般用語集>てつ【鉄】

一般用語集


てつ【鉄】 一般用語集 て


項目 てつ【鉄】
意味 (1)鉄族に属する遷移元素の一。元素記号 Fe 原子番号 26。原子量 55.85。銀白色の固体金属。赤鉄鉱・磁鉄鉱・黄鉄鉱として地球上に広く多量に存在する。比重 7.87。3 種の同素体があり,磁性を示し,延性・展性に富む。湿気のない空気中ではさびない。酸に溶けて水素を発生し,高温で水蒸気と反応する。ヘモグロビンやチトクロムのヘムの構成成分となるなど,生体にとってきわめて重要。有史以前から知られた金属で人間生活に広く関係をもち,銑鉄・鋼あるいは種々の金属との合金として広く用いられ,工業的にも最も重要な元素。くろがね。(2)かたいもの,強固なもののたとえ。「—の意志」━のカーテン第二次大戦終了後,ソ連と東欧の社会主義圏の諸国が,西欧の自由主義国との間に設けた厳しい封鎖線をたとえた語。1946 年チャーチルが演説で用いた。━は熱(あつ)いうちに打て(1)若い時に有益な教育を施さなければならない。(2)手遅れにならないうちに処置を講ぜよ。


一般用語集 五十音順